M-1グランプリをきっかけに注目を集めたお笑いコンビ「たくろう」。
独特すぎる空気感とテンポで「一度見たら忘れられない」と話題になる一方、
「コンビ名の意味って?」「どんな下積みがあったの?」
と気になった方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、
- 『たくろう』のコンビ名の由来
- 長い下積みを経てブレイクに至るまでの芸歴や苦労人エピソード
をまとめて紹介していきます。
たくろう(芸人)のコンビ名の由来は?

「たくろう」という名前・・・一見すると人名のようですが、
実は2人の憧れの人物が由来になっています。
きむらバンド → 木村拓哉さんの「たく」

出典元:x
赤木裕 → イチロー選手の「ろう」

出典元:x
この2つを組み合わせて「たくろう」と名付けられました。
特にキムタク由来のインパクトが強く、よく話題になりますが、
実際は木村拓哉×イチローというかなりストレートな憧れネーミングです。
2016年の結成時、
「自分たちが好きなものをそのまま名前にした」
というエピソードからも、気負わず自然体な2人のスタンスが伝わってきますね。
たくろう(芸人)の芸歴や苦労人話とは?

たくろうは、NSC大阪校37期生として2016年に結成されました。

「めちゃくちゃおもしろいけど余っている」
と赤木さんの噂を聞きつけたきむらさんが声をかけたことをきっかけに
コンビを結成したそうです。
- 2018年 第39回 ABCお笑いグランプリ 決勝進出
- 2018年 第39回 今宮子供えびすマンザイ新人コンクール 新人漫才福笑大賞
- 2019年 第49回 NHK上方漫才コンテスト 本選進出
- 2019年 第8回 ytv漫才新人賞決定戦 準優勝(ROUND1 1位通過)
- 2019年 第40回 ABCお笑いグランプリ 最終予選進出
- 2019年 第6回 NHK新人お笑い大賞 決勝進出
- 2019年 そろそろ にちようチャップリン プレゼンツ お笑い統一王座GP2019 グランドチャンピオン大会
- 2021年 第10回 ytv漫才新人賞決定戦 第4位(ROUND2 1位通過)
- 2022年 第11回 ytv漫才新人賞決定戦 第6位(ROUND2 2位通過)
- 2023年 R-1グランプリ2023 準決勝進出(赤木、復活ステージ2位)
- 2024年 第13回 ytv漫才新人賞決定戦 第5位(敗者復活)
- 2024年 第54回 NHK上方漫才コンテスト 準優勝
早い段階から実力は評価され、
2018年にはABCお笑いグランプリ決勝進出など、
順調そうに見える時期もありました。
ただ、その後は決して平坦ではありません。
M-1では準々決勝止まりが7年近く続き、
本人たちも「ずっと劇場にいるだけの7年だった」
と振り返っています。
ネタが独特すぎてハマらない時期や、
方向性に迷って解散危機を迎えたことも・・・
それでも辞めなかった理由について、
赤木さんは「バイトが嫌だったから」と冗談交じりに語りつつ、
実際には同世代芸人との支え合いや、
「もう一度、自分たちらしい笑いに戻ろう」
という開き直りが転機になったとされています。
そして2025年、ついにM-1グランプリで優勝。
長年積み上げてきたクセのある漫才が、
ようやく時代と噛み合った瞬間でした。
まとめ
たくろうは、『木村拓哉×イチローへの憧れ』から生まれたコンビ名。
2016年に結成し、
長い下積みを経てM-1王者に苦労の中で
「自分たちらしさ」を捨てなかったコンビという背景を持つ芸人です。
派手さよりも積み重ねを選び続けたからこそ、
今の唯一無二の存在感があるのかもしれません。
これからテレビで見かけたとき、
コンビ名や漫才の裏にあるストーリーを思い出すと、
また違った楽しみ方ができそうですね。




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